2012年7月15日日曜日

ウイングメーカー1

ことのはじまり

ウイングメーカー表紙

1972年、ニューメキシコ州チャコキャニオンより奥地にある峡谷で、ハイカーの一行が不思議な人工遺物とペトログリフを発見した。

一帯は立ち入り禁止となり、NSAの管理下におかれた。しかし、当時の知識と技術では解読困難であったため、「エンシェント・アロー」のコードネームで遺物はNSAの保管庫にお蔵入りとなってしまった。

それから21年後の1994年、エンシェント・アロー遺跡があるエリアで岩盤の崩落が起こった。それに伴う調査の際、大洞窟への入り口が発見され、NSA内の組織であるACIOの管轄下にとなった。

調査の結果、遺跡は西暦8世紀頃に作られたものと判定された。

ACIOのメンバーで言語学の天才ジャミッソン・ネルダ博士が、発見された文書を解読した結果、その遺跡を建造したのは、ウイングメーカーと名乗る今から750年後の未来人(未来のラビリンス・グループのメンバー)だった。

エンシェント・アロー遺跡は、過去に建造された、未来からのタイムカプセルだったのだ。
Wingmakers P12より要約

遺跡の周辺は立ち入り禁止となっている
VOICEより引用

NSAも当初は地球外遺物だと考えていたようだ。地球外生命体ではなく、未来人であったという経緯は、ロズウェル事件に似ている。

ウイングメーカーの組織

ウイングメーカーの組織は複雑だ。本にも組織図はあるのだが、情報を追加して整理した。

ウイングメーカー組織図


見難い場合は、拡大版の組織図をどうぞ。

この組織図は、1998年に行われたジャミッソン・ネルダ博士に対するインタビューに基づく。今から約20年も前の話になる。

ネルダ博士の説明によれば、シークレット・ネットワークはIMF、外交委員会、NSA、KGB、CIA、世界銀行、連邦準備銀行のことを指す。シークレット・ネットワークには悪意はなく、世界をコントロールしたいだけだという。

しかし、シークレット・ネットワークは、「イルミナティ」と定義した方がわかりやすいだろう。もしくは、ACIOから手にいれた最新技術で金融市場を操作していることから、ロスチャイルド系のグループと考えることもできる。

また、博士によれば、ラビリンス・グループはシークレット・ネットワークから独立していて、地球上で唯一シークレット・ネットワークに対抗できる組織だという。

技術力としてはその通りだが、リーダーであるフィフティーンの情報が少なく、鵜呑みにはし難い。

故ウィリアム・クーパー
HOTTより引用

一般にはCIAがMJ-12を組織し、グレイ問題に当たったとされる。しかし、NSAも独自の「プロジェクト・シグマ」(ウィリアム・クーパーが暴露)でグレイ問題に対応していた。また、ネルダ博士の証言によれば、ACIOのフィフティーンもグレイと接触している。

宇宙人問題は、複数の秘密組織やプロジェクトで対応し、それぞれが未知の技術を入手するのに躍起になっていると捉えておいた方が、現実に近い。他にも暴露されていない、秘密組織や秘密プロジェクトが複数あるのだろう。

陰謀論的な見方であれば、メンバーにネルソン・ロックフェラーがいたMJ-12やプロジェクト・シグマは、ロックフェラー系の組織、ACIOはロスチャイルド系の組織とすることもできる。

イルミナティ疑惑

ACIOのシンボルマーク
VOICEより引用

エンシェント・アロー遺跡
18番目の部屋にある壁画
CHAMBER PAINTINGSより引用

ネルダ博士の証言によれば、ACIOのシンボルは4つの同心円だという。750年後の未来では、シンボルがピラミッドの中に入れられているようにも見える。「万物を見通す目」との関連性を疑うのは、考え過ぎだろうか。ACIOはどこかの時点で、イルミナティ勢力に乗っ取られてしまったのではないかと感じてしまう。

米国国旗の裏にある国璽

文化形成とは、本質的には、個人の価値観をワンネスの価値観へ統合することである。それは、生命としての目標(ゴール)である。

人類は徐々に『ワンネス』という霊的側面に敏感になっていくであろう。それは、人類にとっての限られたワンネスではなく、人類を包み込む全生命体のワンネスに対してだ。
Wingmakers P231より引用・要約

引用した部分はウイングメーカーの言葉を翻訳したとされる文章だ。額面通りに受け取れば、その通りであろう。

しかし、理想を掲げて別の目標を達成するのは、イルミナティの十八番である。精神世界のワンネスを、物質世界のワンネスに曲解することもありうる。やはり、この辺りも用心した方がよいだろう。

予言

イルミナティの疑いがあるからと言って、全てが捏造とは限らない。未来のウイングメーカーがイルミナティだったとしても、有用な情報が含まれるだろう。

福島原発3号機 核爆発の瞬間

2011年に、地球がアニムスと呼ばれる存在から、侵略を受けると予言された。アニムスは、人間に憑依しマインドを乗っ取る存在であると、後に公開されたマテリアルによって判明している。

アニムスは「遺伝子図書館を破壊する、魂を持たないアンドロイドET」として描写される。

アニムスのステルス性と遺伝子破壊という側面が、放射能汚染に当てはまる。
Wingmakers P5より引用・要約

アニムスは人間に憑依するとあるが、デーヴィッド・アイクもレプティリアンは人間に憑依すると言っている。古代では悪魔が人間に憑依するなどと言っていた。日本であれば狐憑きだ。憑依されるという現象は、思っているより日常的にあるのだろう。

アニムスは政府と仲良くなり、国連を協力者として利用する。彼らは国連を通じて統一世界政府の編成に着手する。

2018年に最初の選挙が行われた後、国連を乗っ取って、世界政府を支配する。それは、詐欺とペテンによって実行される。
Wingmakers P89より引用・要約

世界通貨になるとされるサンプル金貨

2009年7月10日にイタリアで開かれたG8閉幕後、ロシアのメドヴェージェフ大統領から各国首脳に寄贈されたサンプル金貨(未来の世界通貨連合発行で本部はローマ)。多様性の統合「Unity in Diversity」 の銘がある。

すでに、世界通貨の準備はされているのだ。これは、予言ではなく、予定なのかもしれない。

アニムス

人類の歴史で脈々と語り継がれてきた「堕天使の神話」。それは古代に実際に起こった宇宙的叙事詩に起源があった?

コルテウムによれば、アニムスとは実験によって誕生した人工生命体であり、ある理由のために自分たちの種族の絶命を極度に恐れているという。その恐れが地球侵略の意図と直接的に結びついている。
ウイングメーカーIII―加速される自己変容より引用

ウイングメーカー(未来のイルミナティ?)であろうと、人工生命体のアニムスであろうと、勝手なことをして現在の地球を掻き回して欲しくないものだ。

 
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